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渋谷甘味倶楽部

日々是好日。今日も元気だ、ごはんが美味しい♡

Dステ11th『クールの誕生』を語る 

2012.09.24

独り居の夜も
燃える日も
心に掛けぬお前の祈念を、
永遠の俺の心よ、かたく守れ。
――アルチュール・ランボオ






また間があいちゃいますたが本日もいろんな意味でもへるお言葉たち&拍手喝采を頂戴しまして、
たいへん
ありがとうございます!!!


『赤毛のアン』のせんべいかぽーはどこですかとかいろいろ申し上げたいことはあるのだが(笑)、とりあえず先にイかせていただくのは、

Dステ11th『クールの誕生』語り!!


ご興味のある方、お付き合いいただければ幸いです。合掌。







こちらは突然拝見できることになったので(ほんっとありがとうございます……!!)、前知識としてあったのが、D-BOYSの皆さんによるサラリーマンコメディなんだね。ってゆうのだけでした。
でもって季節柄夏だし、タイトルが「クール」だもんだから、きっと「オフィスでクールビズが誕生した秘話だよ」とか勝手に思い込んでいたのだった……(遠い目)。


ごめんなさ い_ノ乙(、ン、)_



が、会場について見えたのが、「演出・山田和也」の字。
山田さん……どっかで……と思ったら、去年舞台『ジキル&ハイド』と『ラ・カージュ・オ・フォール』のおしごとでお目にかかった演出家の方!!!

こりゃすげえ!!!!

個人的に山田さんは、「俳優の個性を生かす演出をする」ってゆうイメージなんですよ。『ジキル~』の製作発表のときも、たしか「だれも知らない濱田めぐみを引き出す」みたいなことをおっしゃってた記憶が。だもんでD-BOYSの皆さんの個性がいきたかんじになるのかな? とか思っていざ観劇。


したらさーーーー

なにこれ!!!!!!

ちょーーーーーーー傑作!!!!

こんなに泣いて笑ったのってすげー久々ですた。

今年拝見した舞台のあたくし的ベスト3に確実に入るね!!!!!!!(笑)



舞台は1960年代の高度成長期日本。東京オリンピック開催を目前に控え、関連商品を製造販売しようと奮闘する「東京堂物産」社員の皆さんの姿を描いてます。


サイトの作品紹介↑には、


会社人間なんてバカみたい。そんな現代へのアンチテーゼを。

会社はお金を稼ぐ場所、大切なのは個人の生活・・そんな現代に、「それほんとうか?仕事って、会社って、もっとドラマチックでエキサイティングなはずだよ」というメッセージを送ってみたい。


ってあって、ようは「サラリーマン」が会社を信じてた時代への、ある意味ノスタルジックなオマージュなんだが、あたくし的には「アンチテーゼ」とはちょっと違うよーな気がしたんですよ。そこまで積極的な「嫌悪感」みたいなものはうすいし。

結局、「サラリーマン」の根底は、今も昔も同じで、最終的には「個人」によるんだろうなあ。時代は変わっても、それぞれの人生を生きる「個人」への賛歌とゆーか、そーゆーのを伝えてるよーな印象なんですよね。

終身雇用制が崩壊して、「会社に尽くすのが果たして正解なのか」ってゆう昨今の日本でも、「社畜」になるひとはいまだいるし、ただ「働く」スタイルの選択肢が増えただけ。それで「個人」がどうしたいのか、「自分」で選んだことへの責任を自分で取る「覚悟」ができてるか? とかゆーのを暗に示してるのかなーとか。


とゆーのも、劇中一番インパクトの強かったのが、柳浩太郎さん演じる伝説のサラリーマン・塙徹(はなわとおる)さんのこの台詞。


「サラリーマンだって、クールを追いかければいい。『かっこいい』ってことにこだわるんだ。クリップの止め方も、接待のやり方も、他人の声ではなく、自分の心の声を聞く。」


「自分の心の声を聞いた」時、「会社人間のがかっこいい」と思えばそうなればいいし、「会社はお金を稼ぐ場所、大切なのは個人の生活」と思えば個人の生活を大事にすればいい。

つまり「アンチテーゼ」とゆうよりも、「自分には、『自由』がある」ってことを思い出せ、的なイメージなんですよね。



そーするともー……

なんかすんげー泣けてさあ!!!(爆)


ふり返ってみると、たしかに自分にも「会社人間」だったころはあって、つーかつい最近までほんとにそーで、でもどんなに本気で働いて利益出して愛情注いで、気の遠くなるほど祈っても、倒産するものはするんだ。「自分の心の声」は、「一生この会社で働くんだ」ってゆってても、倒産しちゃえばもうねえ、ってゆー話(笑)。

したらやっぱり、その時その時に「自分の声を聞いて」きた結果、いまの自分に行き着いたことになる。「自分にとって『かっこいいこと』」にこだわって選択していくと、それはそれで正解なんだろう。

だから、「お前の祈念を、永遠の俺の心よ、かたく守れ。」

他人の思惑とか、世間のしがらみとか、そーゆーものから、「自分の心」はずっと守っていけばいい。それが「自分の心の声を聞く」ことで、「自分の『かっこいい』」の指標になるよーに感じます。


ところで去年、映画『ヴァンパイア・ストーリーズ CHASERS』のおしごとでお目にかかった牧田(哲也)くんが、えっらい精悍さの増したお顔つきになってらして驚いた。

お会いした時は、共演者の皆さんから「まっきーの和服姿(200年生きてきたヴァンパイア役なので着物着てる設定)に注目してください」とかゆわれまくってて、完全な「いじられキャラ」のイメージが強かったんですけど、新進気鋭の若手社員役を堂々とこなしてらしたんですよね。
役柄のせいも少しはあるはずだが、なんか静かな自信をたたえてらして、それがにじみ出てるっつーの?(笑)
あーすごいなあ、やっぱ土台に厚みが増すのは「かっこいい」んだなあとか、改めて「かっこいい」の意味を考えてみたりしたのでした。

まさに堂々とした役の牧田くんは、「いま」の牧田くんそのまんまなんだろうなあと。
見事に「俳優の個性を生かす」よーな山田マジック演出になってて、そーゆー意味でもなんか泣けた……(笑)。

したら脚本の鈴木聡さんは、本作をあて書きで書きおろしたんだそーですね!
だからあんなに出演者の皆さんの個性が光ってたのか……。

えらい納得(笑)。

しかしほんとこれ名作だよなー。

来年DVDも出るそーなので、ぜひ入手したいところです。

つーかその前に再演希望なんですけど!!!(切実)










てなぐあいで語った語った!!

あーすっきりした!!(笑)


お付き合いくださった方、もしいらしたらありがとうございます!!

お疲れさまでした(笑)。



とゆーわけで、たぶん次回は、
藤原歌劇団『夢遊病の女』語り
の予定です(何)。

だってレポート提出が!!!!(爆)







やれやれ、可愛い、哀れな魂よ、
俺たちには永遠はまだ失われていないのだろうか。
――アルチュール・ランボオ




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