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渋谷甘味倶楽部

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ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』を語る 

2010.04.08

ヴんだばあ!!!!!!!!
(意味不明)



……なんかいきなり叫んでみたくなりますた湊みらいでございますおいえんおう(ごきげんよう)。

やっぱ一和(洋輔)くんメルヒオール(@劇団四季『春のめざめ』'10年上演版)登場のおかげで、浮かれ具合が続行してるせいでしょーか……。

本日も天にも昇るほど浮かれるお言葉たち&拍手喝采を頂戴しておりまして、ありがとうございますありがとうございます!!!!



で、劇団四季会報誌「ラ・アルプ」最新号(2010年4月号)チェックとか、『春のめざめ』キャスト予測の会とか、いろいろいろいろイこーとしてたんですが、


ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』


を拝見してまいりまして、一気に気分がそっちに持ってかれてしまいますた(笑)。


いやーーーーー
これねえ、すごいよ!!!!!!

基本あたくし劇団四季信者(つーか、伊藤(綾祐)くんエルンスト至上主義者?(笑))なので、四季四季ばっかゆってますが、ここ最近四季以外で拝見した舞台の中では、あたくし的にダントツ1位っつーか、マジですばらしい!!!!!

完成度といい、ストーリー性といい、出演者の方々、特にアンサンブルの質の高さといい、去年、ロンドンのビクトリア劇場で『ウィキッド』拝見した以来の感動でしたYO……!!(真顔)


って実はおしごとでうかがったので、拝見中はコーフン状態をおさえるのに必死ですた……(遠い目)。
社会人として、関係者の方々にご迷惑をおかけしないように……とかそればっか考えてたので、はっきり申し上げて、

つらかった で す(涙)。

でもこーゆー機会をいただけたことは、ほんっとーに感謝ですねえ……(しみじみ)。

ありがとうございます!!!!!!!


だもんで、まあ、おしごと的な部分はちゃんとクリアしたので(笑)、個人的なコーフンは、こちらで叫ばせていただこーかと(笑)。
ただ、あくまでもあたくしの個人的見解ですので、そのあたりをご了承の上、お時間のありあまった豪の方のみ、お付き合いいただければ幸いです(深々)。




とゆーわけで、まずタイトルの『サイド・ショウ』ですが。

「見世物小屋」
ってゆー意味なのですね。

『Dr.パルナサスの鏡』に出てくる「移動興行」みたいなものでしょーか?
ただ、その「見世物」ってゆーのが、奇形の方々で、例えば「とかげ男」とか「人食い男」とか、そーゆー五体不満足な方々の体を「見世物」にした興行、ってことなんですね。



で、ストーリーは、実在した結合双生児(お尻と腰がくっついた状態で生まれた双子)のヒルトン姉妹が、「サイド・ショウ」(見世物小屋)から抜け出して、大スターになっていくのだけれども……とゆうソーゼツ?な人生を描いてます。


このヒルトン姉妹の人生を見ると……明らかにひどいんだよねえ。特に周りの姉妹に対する扱いが。
時代的なものもあるのかもしれんが、「奇形であること」に対して、人間としての尊厳を完全に奪う形になっちゃってて、何ともやりきれない……。

その人生を、『ドリームガールズ』の作曲家ヘンリー・クリーガーが、ドラマティックにミュージカル化してるんだけど、何とかそこで救われるな、とゆうかんじ。現実の姉妹は、あまりにも気の毒な人生だったと思うので……。


それで、見世物小屋の場面からはじまるんだけど、歌詞がねえ、すごいんですよ。


見においで
バケモノたち

見においで
金を持って


ってゆうの。
まず日本語訳がすばらしい!!
オリジナル版はまったく存じ上げないのだが、日本初上演だけあって、ものっそわかりやすいし、これが全編を通したキーワードになってるんですよ。
つまり、奇形である結合双生児のヒルトン姉妹=「バケモノ」ってゆう基本スタンスがあって、そこから姉妹がどーやって、そのスタンスと、自分たちの心や気持ちと折り合いをつけていくか、っていう。

そんで、姉妹が働いてる見世物小屋の経営者「ボス」を演じてる大澄賢也さんが、ものの見事にこの歌を歌い上げてて、すばらしいです。
なんかほんとに意地汚くて、酒好きで、見世物小屋のキャストたちを安い給料で働かせて、売上はピンハネする憎々しい奴、ってゆーのが、いきなりわかるんですよ(笑)。
加えて、今回振り付けをご担当されたそーですが、群舞の見せ方がすげえダイナミックで、劇団四季『ウィキッド』を思い出した。
舞台って、主演級の方々がそれなりにすごいと、コストの問題とかもあるせーか、アンサンブルとか舞台装置の質が低いっつーことも多々あるかと思うのですが、これはそれがまったくない。
これまで拝見した舞台の影響で(海外公演は別ですが)、「アンサンブルまで高品質」なのは、ほんとに四季ぐらいだけだと認識してたので、かなり感動した(笑)。珠玉のダンサーたちが勢ぞろいです。

まあ、主演の方々も、元宝塚の貴城けいさんと、
樹里咲穂さん
とゆうすげー豪華なラインナップな上、
脇を固める共演者が、大澄さんに加えて、
元四季の下村尊則さん
同じく元四季の岡幸二郎さん
『エリザベート』のルドルフ皇太子で有名な新進気鋭の伊礼彼方さん
ときてるので、そりゃーもう!!! にはなりますよね(笑)。


ネタバレになっちゃうので、詳しいことはあまり申し上げられないのですが(笑)、まずオープニングの大澄さんで「おおっ」と引き付けられて、期待しますでしょ。そんで舞台が進めば進むほど、もっとぐいぐい引き込まれていって、最後の最後までその期待は続きますね。

例えば、その昔、四季にハマる前のあたくし、海劇場でやってた劇団四季『オペラ座の怪人』を拝見したのですが、最初シャンデリアが落ちてきて、「おおっ」となるんだけど、あまりにもつまんなすぎて、途中から最後まで寝ちゃったとゆう過去があるんですよ(笑)。
あのころはミュージカルっつーか、舞台が大嫌いで、とゆうのは何度も申し上げてますが、それでもブロードウェイで拝見した『オペラ座~』は、英語で何いってんかわかんなかったけど、歌だけで起きてられたんですよね(笑)。
なんか比較対象の例が違いすぎるとは思いますが、それだけ『サイド・ショウ』は、最後までぐわーっと引き付けられたままのテンションで終わる。

だから、幕間とか入ってほしくなかったもん(爆)。


とにかく最後が圧巻で、姉妹の「奇形であること」に対して、自ら落とし前をつける、とゆうか、覚悟する、ってところが心臓えぐられるよーな感じで伝わってきて、泣けますた……って、つまりそんだけ、おしごと忘れる勢いだったんですよ(笑)。

あれをどう解釈するかは、意見がわかれるところだと思いますが、あたくし的には、先日拝見した劇団四季『エクウス(馬)』のアランの結末に通じるものがあったとゆう印象です。
「異常」と「正常」、これはどちら(『エクウス』と『サイド・ショウ』)にも共通するテーマで、あたくしは結局、社会から見た場合のマイノリティ=「異常」に対して、本当にその本人が、「自分を『異常』と思うかどうか」で決まる気がするんですよね。社会が定義した「異常」の基準に、自ら従うか否か。
もちろん人道的にありえないことを起こす場合は別ですが、ヒルトン姉妹は、見た目が「異常」とされるだけで、本人たちは「異常」なことを何ひとつしてないわけです。それでも人生は続くのなら、どうやってその「異常」とされる現実と折り合いをつけて、受け入れるか拒絶するか、妥協するか、自分で選べばいい。その選択肢はあるはず。
この世で人間がいちばん求めるものは、「心の平安」だと聞いたことがありますが、あの結末のヒルトン姉妹は、自らを救ったイメージがあります。でもそれは、とても悲しい覚悟の上に成り立っていて、これから心の血をたくさん流すのは明確なんだけど、それでも生きるっていう人間の必要最小限の営みを行っていくのなら、それはそれで幸せなんだろう、と。


そんで、貴城さんと樹里さんのくっつき方がすっげーリアルで、ほんとにくっついてるみたいなんですよ(笑)。
おふたりで(劇中はふたりでひとりの設定ですが)ラインダンス踊るシーンは秀逸!! さすが元宝塚……!
あの歴史ある音楽学校の真髄を見ましたね(笑)。


そーゆー意味じゃ、元四季の下村さんと岡さんが、貴城さんと樹里さんといっしょに舞台で並んでる場面では、「宝塚と四季が共演するとこーなるのか……」とか思って、不思議なかんじがした(笑)。
すっげーぜーたくだよねー(笑)。


そう、はじめ下村さんと岡さんが四季にいらしたのは、まったく存じ上げなかったんですよ。
で、下村さんのお声を「どっかで聞いたなー。張り付くようなかんじの美声だなー」とか思ってたら、『ライオンキング』四季版サントラのスカーさんだった……!!(驚愕)

いやーこれはびっくりした(笑)。
たまたま舞台を拝見する前日と当日も、『ライキン』四季版サントラをBGMにしてたので、「うおー!! スカーさんのお声を生で……!!!」とか思って、めっちゃコーフンしてますた。

あと、岡さんのお声も「すっげー伸びてかっこいーなー。全体的に王子枠の方だなー。四季だったらラウル(@『オペラ座』)とか、フィエロ(@『ウィキッド』)とかかなあ??」とか思ってたら、ほんとにラウルを演じてらしたそーで……(笑)。
「うおー! リアルラウル!!」とかこれまたコーフンしてたのですが、あくまでもおしごとでうかがってたので、どれだけそのコーフン状態を抑えるのにたいへんだったか、おわかりいただけますでしょうか……(遠い目)。


ちなみに、今気づいたんですが、アンサンブルの方々の中で、「どっかで拝見したお顔だなー」とか思ってた方が、石井雅登さんでした。
昔、四季の『むかしむかしゾウがきた』で、たろーぼーを演じてらした方のよーで。
いや、石井さんがたろーぼーだったころ、あたくし四季にハマリかけで、『ゾウ』を拝見しておらず、ただアルプはすげえ読み込んでたため(だって情報源だもん……(笑)←当時の認識)、お顔だけよく存じ上げてたのですが。

それでなんか納得。『サイド・ショウ』の完成度の高さは、石井さんみたいな実力派がアンサンブルにいるくらいだもん、とーぜんなんですねえ。

でも、たった16回公演は、惜しい……!!!
もっとロングランになればいいのになあ。
とゆーか、そのくらいになる底力のある作品だと思います。
うん。
すごいよ!!!!!!


とにかくもう関係各位の方々に、心から感謝です。
本当に本当に、
ありがとうございます!!!!!!!!!!!




ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』
2010年4月7日(水)~4月18日(日)
東京芸術劇場中ホールにて上演
http://www.sideshow.jp/


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